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   歴史回廊(遷都):オリエント(ウバイド・シュメル)
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 女性上位を憎む動機と境遇と条件の持ち主は?

 出典:加治木義博『言語復原史学会』大学院講義録24
   :14頁

 『日本書紀』を完成して元正天皇に奏上したのは舎人親王だった。

 親王は天武天皇の第3皇子で、

 母は天智天皇の皇女・新田部皇女だから祖父も父も天皇である。

 また、その息子の大炊(おおい)王も後に淳仁天皇になり、

 舎人親王自身も死後、崇道冬敬皇帝と、贈り名されている。

 運がよければ天皇になる資格充分の人物だったのである。

 しかし、父・天武天皇の死後、

 持統天皇と元明天皇、元正天皇と3代の女帝が続き、

 彼は 臣下として仕えるしかなかった。

 もし女性は天皇にはなれないという規則でもあれば、

 彼は 間違いなく天皇になれたのにと、

 女性上位を憎む動機と条件と境遇を、

 彼以上に備えた人物は見当たらない。

 彼が「国生み」という国家発祥の重大な寓話に、

 男性上位を強調する彼の憤満と願望を強く込めたとしても、

 それは当然であって異常ではない。

 また『日本書紀』は神代から始まるので一見、

 神代から書き始めたように見えるが、

 神武紀以後に使われている暦の研究から、

 古い元嘉暦と新しい儀鳳暦とが逆に使われていることがわかり、

 『記・紀』は先に後半部が完成し、

 後から前半が書き足されたことが歴然とした。

 だから前半を書き足したのは、

 後の編集責任者・舎人親王の仕事だとわかる。

 この動機と、親王が編集した部分を考え合わせると、

 やはり「国生み」の作者は舎人親王以外にはない。

  『語句説明』

 『記紀』
 『日本書紀』

 『寓話』

 『国生み』

 『天智天皇』

 『天武天皇』

 『元正天皇』

 『舎人親王』

 『新田部皇女』

 『淳仁天皇』大炊王

 『持統天皇』

 『元正天皇』

 『女帝』

 『国生み』

 『Category:和暦』

 『元嘉暦』

 『儀鳳暦』
 
 『関連語句』歴史回廊(遷都)

 『ウバイド』
 『フェニキヤ』

 『地図』

 出典:小林登志子『シュメル−人類最古の文明』:中公新書
 『メソポタミア世界』

 出典:Category:Mesopotamia - Wikimedia Commons
 『Category:Mesopotamia』

 『参考』
 歴史徒然:日本の誕生・日本語のルーツ・ウバイド・ウワイト・遷都

 小林登志子『シュメル−人類最古の文明』:中公新書

 オックスフォード大学東洋学科シュメル文学

 シュメール古代史:Ancient Sumer History in Mesopotamia

 『テル・コサック・シャマリ』

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 『メソポタミア神話』
 『古代オリエントの用語一覧』
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(2008/08/02(土) 13:44)

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