出典:加治木義博『言語復原史学会』大学院講義録27:17頁
しかし彼女は出雲にも出水にも引退したりはしていない。
それはまた別の<大国主>の史実を物語っているのである。
私たちが既にみてよく知っているものから見ていこう。
大阪湾国生みの主人公は
伊邪木和気・履中天皇で<イザナキ>の命だった。
その子が<天照大神>と<スサノオ>であるはずだが、
天照大神に近い<青>・<ア>、<海>・<マ>=青海郎女はいるが、
<スサノオ>に合う皇子はいない。
その代わり弟に<墨江中王>がいて、
次の倭王・済(スミ)と同じ発音をもっている。
かれは讃・珍・済で五王の3番目だから、
済(ス)三(サ)の王(オ)でもある。
事実、彼は兄の皇位を奪おうと皇居に放火、
天皇は阿知の直(あたえ)に救われて逃げ出すという行為も
また<スサノオ>そのものである。
しかし家臣の隼人に殺されて、誰も出雲へは行かない。
では出雲へ行ったのは誰か?、
移つた跡に必ず残す「<サカイ>や<サカ>→<サタ>」という皇族の移住に伴う
[地名遺物の定則]を活用すると、
<伯耆の境港>から<出雲の佐田>へ移った人物が、
唯一あるだけである。
しかしそれを『記・紀』はどちらも書かない。
なぜか?。
出雲神話と呼ばれてきたものは、
それを書かないことが「目的」で書かれた「秘史」なのだからである。
だから当事者は
『原・日本書紀』を作った天智天皇であり、
彼に皇位を追われた天皇以外にはない。
倭国を譲った<倭(オオ)国主>が<大国主>で、
勝ったのが<スサノオ>・天智天皇なのである。
『関連』
『社団法人 日本オリエント学会』
『地図』
出典:小林登志子『シュメル−人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
出典:Category:Mesopotamia - Wikimedia Commons
『Category:Mesopotamia』
『参考』
歴史徒然:日本の誕生・日本語のルーツ・ウバイド・ウワイト・遷都
小林登志子『シュメル−人類最古の文明』:中公新書
オックスフォード大学東洋学科シュメル文学
シュメール古代史:Ancient Sumer History in Mesopotamia
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